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ようこそ 西辞衛門web へ

現在の公開バージョン:Vol 71
収録語彙(西語) :27,000語
動詞編         : 2,900語(原型) 130,600語(変化型)

改定情報 2023年11月30日

 Vol_71の配信を開始しました。

 本語教師の仕事が忙しくなってきました。新型コロナの反動もあり、留学生が増えて教師が足りなくなっている現象です。コロナ禍で教師の契約解除や辛辣な面接をしてきた学校は大変ですね。常に市場が変化していくことを認識して、先を見据えた対応をしないと痛い眼をみます。

​ さて、日本語が忙しくなった分、スペイン語学習に割く時間が減っていますが、何とか継続だけはしていこうと頑張ってます。留学生と英会話をする機会は増えましたが、スペイン語圏の留学生がいないので、西語会話の機会をどう増やすかが課題です。

映画のセリフ対訳テキストは、著作権上このサイトには掲載できませんが、個人教材としてご利用されたい方は「問い合わせ」をして下さい。

西語セリフに出ている単語は、動詞、形容詞の変化形含め、全て「西辞衛門」に掲載しています。セリフ対訳テキストをお使いの方は、西辞衛門を活用されますと便利です。

西辞衛門スペイン語辞書

 

目次

 

1. 辞書の特徴

(1)アクセント符号「á é í ó ú ñ ¿ ü ¡」を使わないで検索できる

(2)動詞の変化形で検索できる

(3)形容詞の変化形で検索できる

(4)再帰動詞で検索できる

(5)熟語で検索できる

(6)発音をカタカナ表記

(7)対応する英語を掲載

(8)実例からの豊富なスペイン語文章事例を掲載

(9)「語呂合わせ」記憶事例を掲載

(10)西和の日本語訳から和西辞書を作成

(11)スペイン語発音のローマ字表記: スペイン語ネイティブの日本語勉強用

(12)文法一覧、人称変化一覧表

(13)各個人でカスタマイスできる

 

2. 本辞書の作成にあたって

 

3. 問い合わせ

1. 辞書の特徴

(1)アクセント符号「á é í ó ú ñ ¿ ü ¡」を使わないで検索できる

 スペイン語には、á é í ó ú ñ等のアクセント符号があり、多くの単語に含まれています。この辞書では、アクセント符号を使った正しい表記(F列)と、アクセント符号を、á->a、 é->eと変換した表記(G列)を用意しています。

 日本で購入する一般のコンピューターは、アクセント符号を直接打てないので、アクセント符号を含まない状態でも検索できるようにしています。又、アクセント符号を入力し易いように、符号集を辞書上部に用意しています。

 G列を指定して、検索を行えば、アクセント符号の入力の必要はありません。

(2)動詞の変化形で検索できる

 この辞書の最大の特徴と言えますが、一般のスペイン語辞書は、動詞は不定詞(原型)でのみ検索でき、変化形からの検索ができません。この辞書では、55種類全ての動詞の変化形が収録されており、各変化形から検索ができます。

 動詞の変化形は、F列に青字で表記しています。

 F列での検索はアクセント符号付、G列での検索はアクセント符号なしで検索して下さい。

 但し、動詞の変化形は、編者が実際の場面で出会った事のあるものに限定して掲載しています。(ファイル容量を抑えるため、実際の使用事例を確認したものに限定)

 そのため、別ファイル(辞書)として「動詞編」を用意してあります。そこには、当該辞書に掲載されている全動詞の変化形全てを検索できます。但し、アクセント符号付での検索となります。

 

(3)形容詞の変化形で検索できる

 スペイン語の形容詞は通常、関連する名詞の性によって語尾が変化します(男性名詞:-o、女性名詞:-a)。それで、一般のスペイン語辞書は男性型を掲示しており、女性型からの検索ができません。この辞書では、女性型からも検索できるようにしています。

 形容詞の女性型は、F列に青字で表記しています。

 

(4)再帰動詞で検索できる

 一般のスペイン語辞書は、再帰動詞は動詞の不定詞(原型)で検索しなければなりません。この辞書では、再帰動詞を一つの単語として扱い、再帰動詞として検索できるようにしています。又、再帰動詞の変化形での検索もできます。

 但し、再帰動詞の変化形は、編者が実際の場面で出会った事のあるものに限定して掲載しています。(ファイル容量を抑えるため、使用事例を確認したものに限定)

 そのため、別ファイル(辞書)として「動詞編」を用意してあります。そこには、当該辞書に掲載されている全再帰動詞の変化形全てを検索できます。但し、アクセント符号付での検索となります。

 

(5)熟語で検索できる

 一般のスペイン語辞書は、熟語を検索するとき、熟語に含まれる代表単語を検索し、この項から更に検索する要領となります。しかし、英語のインターネット辞書等では熟語を直接検索できるものが多く、利便性を高めています。

 しかし、スペイン語のインターネット辞書で、同様の機能が充実しているものは、編者の経験では少なく、この辞書で実現を図りました。

 

(6)発音をカタカナ表記

 スペイン語を学習するにあたり、日本人にとっての最大の優位性は、カタカナ読みでほぼ発音できることです。

 この辞書では、発音記号を使わず、カタカナで発音を表記(I列)しています。

 アクセント部位は赤字で表記してあり、スペイン語らしい発音であるrr(舌を震わせる発音)は、ラ~、リ~、ル~、レ~、ロ~、で表記しています。

 

(7)対応する英語を掲載

 日本人にとって最も身近な外国語は英語です。スペイン語は西洋の言葉なので英語との共通性を多く持っています。実際にスペイン語を駆使している日本人の多くは、「英単語をカタカナ読みすれば、スペイン語として通じる」という経験を持っているほどです。

 スペイン語を解釈する上で、直接日本語の意味にするよりも、対応する英単語を知る方が理解しやすい場面も多くあります。

 そこで、この辞書では、全てのスペイン語に「代表対応英語」を掲載(K列)しています。

 但し、複数の対応英語が存在するものもありますので、この辞書では、あくまでも「代表」に限定しています。

 

(8)実例からの豊富なスペイン語文章事例を掲載

 参考書籍からの引用や、スペイン語を母国語としている人の文章をできるだけ多く掲載しています。

 単語、熟語はその実際の使い方や使いどころを実例から理解するのが重要です。

 日本語の参考書籍と違い、スペイン語を母国語としている人の文章は、スペイン語専門家による日本語訳がなく、編者が独自に訳しています。そのため、誤訳が含まれていると思われますが、編者が訳したものは全て「編者訳」と注釈をいれていますので、注意下さい。

 尚、出展元への直接の問い合わせはご遠慮下さい。

 

(9)「語呂合わせ」記憶事例を掲載

 何回も辞書を引いても、なかなか覚えられない単語があったりします。そういうときの「記憶する方法」の一つとして「語呂合わせ」を提案します。

 この辞書では、編者が実際に記憶するのに困ったときに作った実例です。ときおり、揶揄した表現だったり、事例として相応しくない表現も含まれているかと思いますが、あくまでも「記憶」の方法としての活用であり、別の意味はありません事を申し添えます。

 

(10)西和の日本語訳から和西辞書を作成

 和英辞書の使い方が難しく、一旦和英で引いた後、再度英和を引くという経験をお持ちの人は多いはずです。スペイン語の場合も同様です。

 この辞書では、西和辞書で訳された日本語で、そのまま日本語で50音順に並べ替えて和西辞書を作っています。

 「~するために」のような表現を日本語から検索するのは一般には難しいですが、この辞書ならば一発検索が可能です。

 

(11)スペイン語発音のローマ字表記: スペイン語ネイティブの日本語勉強用

 スペイン語を母国語とする方が日本語を学習するとき、テキストや辞書が少ないようです。

和西辞書を作るにあたり、この辞書では、西和辞書で訳された日本語をスペイン語を母国語とする人の発音に准じたローマ字表記を追加しました。「き->qui、ひ->gi、等」ですが、「じ->lli、りょ->llo」などは「り、じょ」と発音する場合もあるので、一般的なヘボン式ローマ字も併記しました。

 スペイン語を母国語とする方が日本語を学習するのに辞書として活用が可能です。

 

(12)文法一覧、人称変化一覧表

 参考文献に記載されている文法の要点をまとめています。

 

(13)各個人でカスタマイスできる

 この辞書をExcelファイルで提示する有効性として、個人でカスタマイズできる点が挙げられます。

 そもそも、この辞書の起こりは、編者が語学学習するに当り、「過去に検索した単語を複数回検索」している事から、検索回数を明示して自己への記憶喚起を仕向ける事でした。又、「何語覚えるとどれくらい話せるか」「全何回辞書を引けば話せるようになるか」といった、学習度合を数字化する意味もありました。

 一般の企業活動でも「数値化」「可視化」、そして「代用特性」の設置が管理手法として重視されています。企業経営の最終数値目標は社会貢献といった定性的なものがありますが、端的には「売上高」「利益」といった数値目標です。しかし、それらは企業活動の結果系数値であって、実態はそれに加えてその原因系となる各種の代用特性(又は管理特性)を設置し、活動の進捗管理をします。これを語学力にしてみれば、英語の場合、英検、TOEIC/TOEFL等(スペイン語の場合、スペイン語検定、DELE検定等)で数値測定が可能ですが、これらが結果系数値になります。又、受験料も含め試験実施頻度の問題もあり、日々の進捗管理には、もう一段ブレークダウンした代用特性が欲しいところとなります。

 その一つとして「検索単語(熟語)数」や「検索回数」が充てられると思いますし、それを実行できる材料として、この辞書が使えます。

 必ずしも、検索単語数や検索回数が語学力に直結した指標とは言い切れませんが、その要素の一つである事は事実でしょう。

 編者の活用事例を以下に示します。

 「H列」に「Check」欄を設けており、最初は全て「0」が入力されています。

 そこに、対応する単語を検索するごとに数字を検索回数として、手作業で入力します。同時に検索した単語のフォントを大きくします。フォントは検索回数に応じて大きくしていきます。

 これによって、過去に検索した単語を際立たせ、自分への記憶喚起材料として使用しています。

 Excelファイルなので、H列に入力した数値を集計する事で、検索回数や検索単語数が計算可能です。これらの数値を月単位、週単位に定点観測すれば、自己の勉強進捗を数値管理する事ができます。

 この辞書は、編者のスペイン語学習用に編集していますので、学習を継続中である為、都度更新致します。

 そうなると、初期にダウンロードされた方は、更新時に追加された新規単語がわからず、個人用にカスタマイズしたものへの反映が難しくなりますので、A列に更新バージョンを入れています。よって、自身の辞書を作成した際のバージョン以降の追加された分だけを、任意に追加する事が可能です。

 今紹介した方法は一つの事例にほかならず、利用される各個人が、自身独自の方法で自分にあった方法を考案される事を期待致します。

 

2. 本辞書の作成にあたって

 

 スペイン語学習者のほとんどは、第一外国語としての英語を学んだ方が、第二外国語として選択した方、又は、企業駐在員としてスペイン語圏に在住する事となった方々です。編者自身も後者の中の一人です。

 スペイン語の学習にとって最大の障壁は、55種類にも及ぶ動詞の変化であり、一般のスペイン語テキストでは、現在形の人称変化、点過去形の人称変化というように続き、ようやくそれらを覚えると、その次には線過去形となり、際限なく変化形の記憶学習を繰り返さなければならなく、そのうちに学習意欲が萎えてしまう、というものかと思います。

 又、辞書を引くにも、動詞変化の法則や不規則変化を覚えていないと動詞の不定詞(原型)がわからず、辞書を引けない場面に遭遇します。またそれは動詞に限らず、形容詞でもときどき女性型への変化に気づかず、辞書検索に苦慮する場面もあります。

 そういう経験の中から、自分のスペイン語学習に検索し易いノートを作ろうと始めました。継続しているうちに語彙もたまってきて、ノートというよりもいっぱしの辞書として使えるのではないかと思えるようになりました。

 世間には、編者と同じ意見を持っている方がいるのではないか、そういう人の手助けにならないか、であるならば、この辞書が役に立つのではないかと考え、開示する事としました。

 編者自身、スペイン語の学習途上にて、辞書としては語彙の絶対数がまだまだ不足していますので、今後、定期的に更新して参ります。一度ダウンロードして終わりにするのでなく、定期的にバージョン確認をして頂き、更新都度ダウンロード頂き、ご自身のカスタマイズ版をメンテしていって頂けるとよいかと思いますので、今後ともお付き合いいただければ幸いに存じます。

2017年10月24日 編者

2019年11月に日本へ本帰国しました。今後もスペイン語学習は進めていきたく、その学習成果としての西辞衛門辞書や、映画対訳原稿の更新を行っていきます。また、ちょっと積極的に当サイトの宣伝もしていきたいと思っています。今後とも、宜しくお付き合い下さい。

2019年11月21日 編者 

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