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アニメ映画から学ぶスペイン語

 日本のアニメ映画の人気は世界的に高く、スペイン語圏各国でも翻訳・吹き替えされて上映やDVD販売がされています。

 ここでは、スペイン語に翻訳された字幕からスペイン語の学習を試みています。

 複数のアニメ映画の、スペイン語/日本語対訳原稿がありますが、著作権上、直接掲示はできません。個人学習用として希望される方には、個別に無料配信するようにしていますので、「問い合わせ」を使って編者に要請下さい。

1. スペイン語ネイティブによる翻訳

 スペイン語への吹き替えは、スペイン語ネイティブの声優が行っていますので、スペイン語圏の方々が一般に使用されているスペイン語である事は間違いありません。編者もネイティブの方に直接確認しています。

 字幕は、一般に、映画をオリジナルの日本語で視聴したい方の為に用意されているものですが、こちらもスペイン語ネイティブの方用に記述されているので、間違いのないスペイン語です。

2. 一般の話し言葉の多用

 映画は出演者の会話が主体となりますので、一般の話し言葉が多用されます。

 話し言葉の学習として、ネイティブの会話を録音して行おうとも思った事がありますが、通常に行われている会話には結構間違った用法や、滑舌が悪い人もいて、そもそも聞き取りにくいケースがあり、学習用には不向きです。

 しかし、映画やドラマは脚本家が書いた「セリフ」を、プロの声優が収録していますので、正しい話し言葉が流暢に使われており、学習用テキストとしては最適です。

3. 慣用句など、定型の言い回しを使用

 日本語の「てにをは」を正確に駆使できる外国人は非常に少ないですね。英語やスペイン語では「前置詞」の正確な用法を習得するのが難しい、という事でも理解できます。

 映画のセリフが短いものは丸暗記してしまい、状況に応じて中の単語を入れ替えるやり方は、大変有効だと思います。特に会話では、考えている時間はありませんので、「かたまり文句」として覚えておくと、会話が広がりますし、ネイティブの会話相手にとっても聞きやすくなります。

4. ラテンアメリカのスペイン語

 このサイトでは、メキシコで販売されているDVDを使用していますので、ラテンアメリカで使われているスペイン語になります。

 最近の辞書には、《中南米》とか《ラ米》とかの注釈とともに、ラテンアメリカのスペイン語の記述も増えていますが、今でもスペインのスペイン語が基本として扱われています。

 一方、経済活動の面では、むしろラテンアメリカの方が市場も大きく、企業駐在員などはスペインよりもラテンアメリカの方が圧倒的に多くなっており、その意味ではメキシコのDVDは利点があります。

5. 西辞衛門辞書の利用

 字幕に使用されている単語は、動詞・形容詞の変化形含め、全て、同サイトの「西辞衛門(スペイン語辞書)」に収録されています。

 一般の辞書では、単語の変化形からは検索しにくいので、是非、ご活用下さい。

6. 問い合わせ

 編者は、現在もスペイン語学習途上にて、自分の学習教材の一つとして、アニメ映画を選びました。難解な論文調の文章も重要ですが、「会話」の学習としては、この映画を活用する方法はとても有効だと思っています。

 編者自信が学習途上という事もあって、誤訳も多々あると思います。間違いを発見されましたら、お気軽に「問い合わせ」に記述されますよう、お願いします。

2018年10月18日 編者

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